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「暗記」と「記憶」の違い
「英単語を暗記しろ!」、「社会は暗記教科」だとかおっしゃる方も
いらっしゃいます。それは正しい学習なのでしょうか?
それぞれの定義ですが、主観的認識に基づいてさせていただきます。
異なる認識をお持ちの方は、ご容赦おねがいします。
「暗記」は概念の認識をともなわない覚え方です。
「記憶」は概念の認識をともなう覚え方と定義させていただきます。
昭和の年代問題なら出題・解答も一定で、問題と答えを「暗記」すれば
良かったのですが、令和にはそのような出題はありません。
令和5年の県立高校入試の社会科のでは、3分の2の受験者が50%以下の
成績でした。原因は、判断基準が複数必要な問題が多数存在したからです。
英単語数も、令和3年より中学3年修了時に1300語から2600語に増加し
ました。
もはや、「暗記」という学習方法では対処できません。認識が必要な「記憶」
でしか対応できません。
大学入試は、昭和・平成・令和と大学入試は難化しています。高校入試も大
学入試対応して難化していきます。
認識が大切になるということは、独学で学習することが難しくなっています。
早期に学習プランを検討されることを、お勧めします。