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二極化する大学入試
国立大学の前期日程も終了し、2024年度の大学入試も最終章に
突入しました。
来年は受験科目の変化があり、浪人したくない受験生が例年以上
多い年でした(救済はあります)。
大学入試の内容も、共通テストの難化でセンター試験以上の対策
が求められています。早稲田大学の受験方式の変化(数学必修化等)
で、私立大学の受験も多様化(他校併願が難しくなっている)して
います。
多様化した推薦入試で、一般入試で入学する受験生が減少しています。
大学入試も推薦で良いとお考えの方も、結構な数いらっしゃいます。
しかし、大学はどこでも良いと考えるか、大学のレベルも考えるでは
大きく異なります。
また、同じ大学でも推薦入試と一般入試でも、就職活動の場面で顕著
に現れる場合がります。
大分県の高校で、偏差値60(河合塾偏差値:上位16%程度)の大学に
指定校推薦が複数もらえる学校は数校だけです。しかも高校内でも、
「狭き門」になっています。
昭和のバブル時の就職でなく、現在の就職です。「何を経験し、何が
できる」かをしっかり表現できなければなりません。
この変化に対応するために、早めに対策を練って取り組む必要があり
ます。早ければ早いほど良く、ベストは高校入試直後からです。
大学入試は、学校や塾で習っていれば良いのではなく、自分でできる
までやる必要があります。これが最も難しいのです。
中学生はしっかり学習、「できる」を確認できる学習を習得しましょう。